新潟の農村研修のミーティング

は相変わらず人少なかった。農家に丸一日ホームステイできるのでいろいろ聞きたいこと準備しておかなきゃな。訪れる農村は有機農業に懐疑的な人が多いというので、有機農業推進法ができてる今、そこらへんどう考えてるのか気になる。アメリカではカリフォルニアという土地柄もあってとにかくorganic farmが賞賛されててchemicalはダメなものって知らず知らずのうちに刷り込まれてしまったからなぁ。あとはその農村で遺伝子組み換えの作物の導入が検討されてるらしいので、それもなんでか知りたい。
個人的に今一番興味があるのがバイオマス燃料のこと。今回訪れる予定の農村は米の生産の中心地なんだけど、とうもろこしとかさとうきびだけじゃなくて米もバイオマス燃料の原料になりうるんだよね。余剰生産の米がバイオマスに回されることってあるんだろうか?とか、燃料として使うため生産の効率性を上げるために農薬が使われるようになったり遺伝子組み換えのものが生産されるようになったりしないんだろうか??とか、いろいろ気になる。
農業を考えてて面白いのは、マクロのレベルでは環境問題に密接してて、ミクロのレベルでは自分たちの日常生活に密接してるということ。そして一見単純そうにみえて複雑であるということ。その複雑性を作り出しているものの一つとして、農村というネットワークがあると思う。研修では農業そのものについてももちろん聞きたいけど、こっそりネットワークについても観察してきたいとおもう。