明日から

飛騨高山へ友達と2泊3日旅行に行ってきます!!
旅行がなくちゃやってられないと最近つくづく思う。
だから三木清の「人生論ノート」のなかの「旅について」という文章にはすごく共感する。
これを初めて読んだのは高校のときだったけど、大学にはいっていろんな旅をしたいま読み直してみると納得するところが昔と違うなぁ。
以下引用。

旅は人生の姿である。旅において我々は日常的なものから離れ、そして純粋に観想的になることによって、平生は何か自明のもの、既知のもののよう如く前提されていた人生に対して新たな感情を持つのである。旅は我々に人生を味わさせる。あの遠さの感情も、あの近さの感情も、あの運動の感情も、私はそれらが客観的な遠さや近さや運動に関係するものでないことを述べてきた。旅において出会うのはつねに自己自身である。自然の中を行く旅においても、我々は絶えず自己自身に出会うのである。旅は人生のほかにあるのではなく、むしろ人生そのものの姿である。