忘れる生き物

自分用の吐き出し書きなぐりノートをまたつくった。
やっぱり書かないと忘れちゃう、思考の道筋も、気になることも、自分の感情でさえも。
もやもやした考えや感情を文字にかえて表現していくことの大切さを知るまいにち。

でも、もし人間に「忘れる」という機能がなかったら、とても生きられないだろうなと思う。
頭を抱えたくなるような恥ずかしい思い出とか、取り返しのつかないような罪深い過去、悲惨な出来ごとなどをずっと忘れられなかったら、身動きがとれないまま。
きれいさっぱり忘れるのも問題だから、そこのバランスが難しいな。


人は過去に生きるものにあらず。
でも忘れちゃいけないこともたくさんある。
そんな基本的なことを、21にして初めて痛いほど思い知った、この1ヶ月。


重くて苦しい、一つの節目。
強くなろう。
この身は結局自分で守ってやらなきゃならないんだから。



言葉と写真の組み合わせが絶妙。
そして新明解、素晴らしいの一言につきる。
これは辞書ではなくて読み物ですね。

例えば・・
【色香】離れて見た女性の顔かたちの美しさと、近寄って感じる香料と体臭の交じった、なんとも言えない魅力[男性を魅了するに十分なもの]

すごい考察力・・・!!!



書きなぐりノートを再開するきっかけになった本。
「考えること」を考える。哲学好きにはたまらん。
すんなり読めて、挿絵もかわいい。