卒論

の書き方にもいろいろ学部で違いがあるんだということを友達と話していて知った。
法学部の論文は、今までの判例や解釈をまとめたサーベイ論文であることに意味があって、自分のオリジナルの意見は書いちゃいけないらしい。
一方うちの学部というか、社会科学の論文は、オリジナルの意見を読み手が納得できるように主張することに意味があって、むしろサーベイ論文はあまり評価されないみたいだ。独自の考えをひらめかせる頭のやわらかさと、その考えをサポートする文献を探す地道な作業の両方がいるのかな、と目下取り組み中の今おもう。

あと卒論やる中で気付いたのは、後期過程ってちゃんと卒論かくための準備期間だったのかなということ。英語の論文を読むことに対する抵抗を2年生のうちからなくして、自分の頭で考えるためのハードなゼミもあり、専門分野にしばられない自由な発想を得るために法律・経済・政治をいろんな先生から広く学んで・・・。「専門」といえるものがないと落ち込むこともあったけど、今となってはこれでよかったのかも、と自分で納得できている。
納得できたところで、すらすら卒論がすすむわけでもないんだけどね。
「地道に+やわらか頭」で。がんばろ。