ミソスープ論

ミソスープはわたしにとっては特別な存在だ。
物心ついた頃から、毎朝当たり前のように飲んでいるけれど、それって実はすごいこと。
だって私の体の半分くらい、母の作ったミソスープでできてるんじゃない?笑
(それは言い過ぎかもしれないけど、間違いなく私の今の体は母の料理で成り立っているわけで、
それに気付いたときは衝撃だった。母・・・すごす!!!)

アメリカに一ヶ月留学したとき、毎朝のミソスープがないだけで最後のほうは発狂しそうになって、
仕方なくインスタントで飲んだミソスープがそれはそれは命の水のように感じられたほどおいしかった。
わたしにとって、不規則な生活の中でもあれが唯一変わらないもので、一種の精神安定剤だったんだなぁとそのとき思ったのです。


誰かをほっとさせたい。誰かの母のような存在になりたい。
そんなときに人はミソスープを作ってあげたくなるのかもしれない。


「お味噌汁」とかけばよいのに、何か「ミソスープ」で通したくなる、深夜3時なのでした。